2008年 05月 25日
バ~ラが咲いた♪ ①
バラの季節が始まりました。
先週のにちようび (H20/5/18)。
大阪は汗ばむほどの暑さ・・・。
雲ひとつない青空の広がる日でありました。
最近はその季節、その時期に咲く花を探しています。
それは、この春から始まった(さくらの頃かな?)ので、一年たてばまずは軽く一周。
だんだんお花の咲く時期を、覚えてゆけるかもしれません。
朝起きて、まず向かったのは 浜寺公園 です。
前の夜にネットで見ていて、ちょうど ローズ・フェスティバル が開催されるとのこと。
この時期が、ちょうど薔薇の花の見ごろなのでしょう。
そう考えて・・・バラのお花を見に行くことにしました。
結構、自宅を早く出たつもりなのですが、駐車場はすでに満車寸前でした。
(ぎりぎセーフ ^^ でした。)
こんなにも、バラの花ってきれいだったのですね。
ピントを合わせていると、いつもお花の美しさには驚かされます。
今は、この季節がとっても好きになりました。
お花があり、気候もよく、きもちが最高にいいからです。
なぜ5月に連休があるのか、わかる気がします。
ただ、平日のお仕事中の時間までもが、晴天だと・・・少しもったいない気持ちになってしまうこともしばしば。
思わず・・・ついつい、ため息がでてしまいますね。(笑)
このフェスティバル。
夜店のように、たくさんの露店が出ていました。
ハーレ・ダビッドソンや子供たちのパレードもあって、かなりにぎやか。
お昼前なのに、広島焼きと焼きそばをいただいてしまいました。(笑)
この浜寺の ローズガーデン にはたくさんのバラが植えられています。
この華やかさ・・・!
やはりバラは、お花の王様のようなかんじですね。
バラは、北半球の温帯域に広く自生。
チベット周辺、中国の雲南省からミャンマーにかけてが主産地だそうです。
そこから、中近東、ヨーロッパへ、また極東から北アメリカへと伝播したそうです。
また、南半球にはバラは自生していないそうです。
プトレマイオス朝エジプトの女王クレオパトラはバラを非常に愛好。
ユリウス・カエサルを歓待したときも、ふんだんにバラの花や香油を使用したそうです。
中世ヨーロッパではバラの美しさや芳香が 「人々を惑わすもの」 として教会によってタブーとされ、修道院で薬草として栽培されるにとどまりました。
この花。
当時でも綺麗すぎた・・・のでしょうね。
でも、十字軍以降中近東のバラがヨーロッパに紹介され、ルネサンスのころには、再び人々の愛好の対象になりました。
バラの種類はたくさんありますよね。
ナポレオンの奥様がその原因になっているそうです。
それは、ナポレオン・ボナパルトの皇后ジョゼフィーヌはバラを非常に愛好したことから始まります。
夫が戦争をしている間、敵国とバラに関する情報交換や原種を蒐集。
ヨーロッパのみならず日本や中国など、世界中からバラを取り寄せマルメゾン宮殿に植栽させる一方、ルドゥーテに 「バラ図譜」 を描かせました。
このころにはアンドレ・デュポンによる人工受粉による育種の技術が確立。
ナポレオン失脚後、またジョゼフィーヌ没後も彼女の造営したバラ園では原種の蒐集、品種改良が行われ、19世紀半ばにはバラの品種数は3,000を超え、これが観賞植物としての現在のバラの基礎となります。
今も昔も・・・女性がお花を好む傾向は、同じなのでしょうか?
お昼前までの ローズ・ガーデン の散策。
晴天にも恵まれ、心地よいひとときでした。
つれあいどの もパチパチと D50 で撮影をしておられました。
こちらの桜のようなバラが、とっても可憐でキレイでした。
今日のお供は、Nikon FM2。
すっかりお花撮影の主力機種となりました。
今、いちばん大好きな、20年以上前に製造されたマニュアル・カメラです。
さて・・・このあと。
もう一ヶ所、バラのお花を見に行きました。
まさに、バラつくしです。
場所は大阪市内の淀屋橋。
「中之島バラ園」 です。
休日の大阪ビジネス街へと向かいました。
「バ~ラが咲いた♪ ②」 に続きます。