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僕が求めるのは ありのままの君 (福岡編)

 
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 12/8日は、ジョン・レノンの命日。
 福岡のビリーのライヴでは、ビリーから突然 「イマジン」 のプレゼントがありました。
 



 
 どたばたな福岡遠征の旅行記です。
 午前中のお仕事のあと、なんとかギリギリの新幹線に乗って、一路福岡へ。

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 車内で汽車弁当を食べて、夕方に博多駅にすべりこみ。

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 チェック・インもそこそこに、福岡Yahoo! JAPANドームに急ぎます。
 さて、座席は・・・?

 「ぎゃー!」 なんと今回もまた、良席です!

 座席はアリーナ席の8列の125番でした。
 ネットで席取得のために、カチカチとクリックをし続けてくれた職場の友よ!
 ほんとうにありがとうございました!!
 こんなにも、いい席でしたよ!!!

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 ステージからは8列目で、ビリーがよく見えます。
 中央より右側よりで、スクリーンもいい感じです。

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 ビリーの弾く (時には叩く?) ピアノの手の動きやビリーの表情を見るには、このスクリーンは欠かせません。 


 まずは福岡公演のセット・リストです。

 ビリー・ジョエル来日ツァー2006 
  12/9 福岡Yahoo! JAPANドーム 16:00~

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 <セット・リスト・メモ>
 
 1.怒れる若者/Angry Young Man
   『ニューヨーク物語/Turnstiles』('76)
 2.マイ・ライフ/My Life
   『ニューヨーク52番街/52nd Street』('78)
 3.ウィーン/Vienna
   『ストレンジャー/The Stranger』('77)
 4.オネスティ/Honesty
   『ニューヨーク52番街/52nd Street』('78)
 5.エンターテイナー/The Entertainer
   『ストリートライフ・セレナーデ/Streetlife Serenade』('74)
 6.ザンジバル/Zanzibar
   『ニューヨーク52番街/52nd Street』('78)
 7.ニューヨークの想い/New York State Of Mind
   『ニューヨーク物語/Turnstiles』('76)
 8.ドント・アスク・ミー・ホワイ/Don't Ask Me Why
   『グラス・ハウス/Glass Houses』('80)
 9.アレンタウン/Allentown
   『ナイロン・カーテン/The Nylon Curtain』('82)
 10.ストレンジャー/The Stranger
   『ストレンジャー/The Stranger』('77)
 11.素顔のままで/Just The Way You Are
   『ストレンジャー/The Stranger』('77)
 12.ムーヴィン・アウト/Movin' Out
   『ストレンジャー/The Stranger』('77)
 13.イノセント・マン/An Innocent Man
   『イノセント・マン/An Innocent Man』('83)
 14.さすらいのビリー・ザ・キッド/The Ballad Of Billy The Kid
   『ピアノ・マン/Piano Man』('73) 
 15.シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン/She's Always A Woman
   『ストレンジャー/The Stranger』('77)
 16.愛はイクストリーム/I Got To Extremes
   『ストーム・フロント/Storm Front』('89)
 17.ザ・リヴァー・オブ・ドリームス/The River Of Dreams
   『リヴァー・オブ・ドリームス/River of Dreams』('93)
 18.地獄のハイウェイ/Highway To Hell
   『地獄のハイウェイ/Highway To Hell』('79) AC/DC
 19.ハートにファイア/We Didn't Start The Fire
   『ストーム・フロント/Storm Front』('89)
 20.ビッグ・ショット/Big Shot
   『ニューヨーク52番街/52nd Street』('78)
 21.ロックンロールが最高さ/It's Still Rock & Roll To Me
   『グラス・ハウス/Glass Houses』('80)
 22.ガラスのニューヨーク/You May Be Right
   『グラス・ハウス/Glass Houses』('80)
  - - encore - -
 23.若死にするのは善人だけ/Only The Good Die Young
   『ストレンジャー/The Stranger』('77)
 24.イマジン/Imagine
   (John Lennon)
 25.ピアノ・マン/Piano Man
   『ピアノ・マン/Piano Man』('73)


 会場によって、ビリーは少しずつ演奏曲を変えているようですね。
 今回、大阪と変更があったのは・・・

  3.ウィーン/Vienna
   『ストレンジャー/The Stranger』('77)

 14.さすらいのビリー・ザ・キッド/The Ballad Of Billy The Kid
   『ピアノ・マン/Piano Man』('73) 
 
 24.イマジン/Imagine
   (John Lennon)

 の3箇所だったと思います。
 内容は、とっても福岡オリジナル!だったのです。

 (その他の曲については、「大阪ドーム編」 をご覧ください。)

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 まずは 「ウィーン」。

 アルバム 「ストレンジャー」 は・・・
  1. ムーヴィン・アウト
  2. ストレンジャー
  3. 素顔のままで
  4. イタリアン・レストランで
  5. ウィーン
  6. 若死にするのは善人だけ
  7. シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン
  8. 最初が肝心
  9. エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム
 と名曲ぞろいのアルバムです。
 このため、隠れてしまいがちですが、とてもやさしく感じるすばらしい歌でもある 「ウィーン」。


 
 次に 「さすらいのビリー・ザ・キッド」。

 アルバム 「ピアノ・マン」 からの登場です。
 ビリーの発する 「かっぽ、かっぽ」 という馬の歩くひずめの音から始まる名曲です。
 オールド・ファンには、この不意打ちはたまらなかったのではないかと推測します。



 そして 「イマジン」。 

 だれもが最後、「ピアノ・マン」で・・・と思ったそのとき。
 流れ出した、ジョン・レノンを偲ぶ 「イマジン」 のイントロ。
 突然のピアノ・ソロから始まったこの名曲のメロディに、会場はシーンと静まりかえりました。
 そこから 「ピアノ・マン」 への流れは、絶妙であり、圧巻でありました。

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 また、コンサート途中にソフトバンク・ホークスの野球帽をかぶったり・・・と、ビリーのおちゃめさは健在で、とても楽しめました・・・。

 そうそう、こんなこともありました。

 今回のツァーは、バック・バンドがよかったのです。
 その紅一点の女性の方のコーラス・演奏がすばらしくて、ビリーがその女性を紹介したときに
すごい歓声!
 その直後、ビリーがすねて見せて、日本語で・・・ 「・・・そーですか。」 (笑)
 
 また、福岡ドーム独特のきれいに2重に分かれてこだまする反響音が気に入ったらしく。
 「サン」・・・「キュー」・・・「福」・・・「岡」!
 と、細切れにコメントしながら、その反響を耳を済ませて聞く・・・というほほえましいパフォーマンスをしていました。

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 途切れることのない、パワーいっぱいのビリーのライヴ!
 2時間のライヴ中、ずっと観客を楽しませていてくれました。
 彼こそは、自分にとっては最高のアーチストであり、また、最高のエンターテイナーです。


 ・・・ chikazo の夢のようなビリー・ライヴの2夜は、かくして終わりました。

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 ドームちかくのハード・ロック・カフェではビリー特集!・・・と福岡の町はビリー・ジョエル一色です。

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 朝起きて撮った、ホテルのフロントのクリスマス・ツリーです。
 もう、そんな時期。
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 思いもよらないビリーコンサートのプレゼントのあった、2006年。  
 一時は 「もう、ないんかなあ?」 と思ってしまっていたビリーの音楽活動。
 ビリーの思いがけない復活は、本当にうれしい出来事でした。
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 福岡の海は、市街地に近いのにとってもきれいなのですね。
 晴れた朝の冬の海は澄んでいました。
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 タクシーで空港に向かう途中、タクシーのおじさんと一緒に元祖長浜屋さんでラーメンを食べました。(笑)
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 空港で食べたわらび餅です。
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 まだ時間があったので、珈琲をいただきました。
 カップがいいですね。
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 午後、関西空港へと帰路につきました。
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 さようなら、福岡。
 ありがとう、ビリー・ジョエル。 



 年をとることを、恐れてはいけない。
 あたりまえのことであり、むしろとっても素敵なこと。
 それは、楽しみを見つけ、出会い、喜び、感動する。
 そのこころ次第。

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 経験と過去を思い出に変えてゆく。
 楽しめるのは時間を経たからですね。

 今回、歌い続けるビリーの姿や表情を見つめていて、そう強く感じました。


 ビリー、ありがとう。
 きっといつか、また必ず来日して僕らに元気な姿を見せて下さい。

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 そして昨夜の感動を忘れないように、携帯の待ち受けには、ビリーに。


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  僕を喜ばせるために
  自分を変えようとしないで
  いつだって君に満足してるんだ
  ありふれているから 
  飽きられるなんて
  思っちゃダメだよ
  どんな時だって
  君を離しはしない
  ここまで来た僕達だもの
  楽しい時を受け入れてきたんだ
  辛い時だって
  心よく受け入れよう

  気の利いた会話なんていらないよ 
  疲れるだけだもの
  気安く話せる相手が欲しいんだ
  僕が求めるのは 
  ありのままの君



(蛇足ですが・・・)

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 ドームのフェンスに貼ってあった、ポスター。
 記念に、欲しかったなあ。(笑)
by chikazo-toto | 2006-12-10 22:21 | ようがく