2006年 03月 23日
響け! ジョージ のラスト・サウンド。
大好きなアルバム、ジョージの「Could #9」。
それ以来、15年ぶりの本作は、やさしさに満ちています。
思い出は「Could #9」のほうが深いですが、本作のほうがナチュラルで聴きやすい。
’02年のジョージ・ハリスンの遺作の登場です。
このアルバムを聴くときは、尾崎豊さんのアルバムを聴くときにも共通するものがあるのですが、ちょっと神妙な気持ちになります。
彼は、最後と知っていたのでしょうか、明るい曲が多いように感じます。
ジョージ・ハリスンの音楽を聴いていた時代を思い出す、そんな安らぎの時間を与えてくれているかのようなメロディが、心に痛いほど響きます。
Brainwashed / George Harrison
1.Any Road
2.Vatican Blues (Last Saturday Night)
3.Pisces Fish
4.Looking for My Life
5.Rising Sun
6.Marwa Blues
7.Stuck Inside a Cloud
8.Run So Far
9.Never Get Over You
10.Between the Devil and the Deep Blue Sea
11.Rocking Chair in Hawaii
12.Brainwashed
ラストタイトル曲の「Brainwashed」。
これこそ、ジョージの最後のメッセージの曲。
全曲聴き終わっったときに、お別れの時がきてしまったようで、寂しく感じてしまいます。
合掌。