2005年 10月 05日
Listen To The Music 2 にハマる・・・(1)
槇原 敬之 さん の 「Listen To The Music 2」 は、いいアルバムですね。
chikazo は、先日から毎日通勤の帰り途に聴いているのですが、このアルバムのおかげで、どんなに疲れていても・・・ホッとしながら帰宅できる日が続いております。
1曲目は ナット・キング・コール の 「スマイル」 からはじまります。
ほんわかとして、それでいてちょっとスキップするようなアルバムの幕開けです。
ナット・キング・コール のアルバム 「ザ・ワールド・オブ・ナット・キング・コール」 には、ナタリー・コール とのデュエット曲 「アンフォゲッタブル」 や 「ラヴ」 「枯葉」 の日本語バージョンも収録されてます。
BGMとしてchikazo家では家のステレオで結構聞くことがあります。
心に知らぬ間に浸透してくるようなやわらかく優しい歌声です。
最近CMで使われていた 「モナリザ」 やキムタクのドラマの主題歌 「スマイル」 なども入っています。
ナット・キング・コール は1917年生まれ。
1940年代から1960年代にかけて活躍したジャズ・シンガー。
黒人でありつつAORチャートで1位を獲得、人種を超えた存在。
1965年没。
原曲の作曲は名優 チャーリー・チャップリン。
映画 「モダンタイムズ」 のために書かれた。
槇原 敬之 さん からこの曲に関するメッセージ。
「ナット・キング・コール、大好きなんですよ。
いいですよね。白人とはまた違う、あの清潔な感じ。
彼は黒人でありながら白人のようにジャズを歌うって、コアな黒人音楽の聞き手からは批判されたりして、娘の ナタリー・コール とも確執があったりしたと言いますよね。
でも、彼はそれをやりとおした。
いってみれば新ジャンルじゃないですか。
彼のCDを買った時、そこに昔のテレビを収録した映像が入ってたんですけれど、サミー・デイビス・ジュニア が出てきたり、すっごい楽しいですね。
彼の話をしているときの言葉は黒人風なのに、歌うとキレイに矯正されていて、そういうところが娘さんから見ても、黒人であることに誇りを持っていないかと思われたんでしょうけど。
でも、 ナット・キング・コール が大切にしていたことってそういうものじゃなかったんじゃないかなって思う。
結局、娘さんも、ジャズのスタンダードを歌うようになってるようですし。
アメリカの音楽には人種差別とか絡んだりもしてますけど、最終的にどこに行くかというと調和、なんだなって。彼の歌を聴くと、そう感じます。
歌っている姿見るだけで泣けちゃう。
かっこよくて。」
Listen To The Music 2 / 槇原 敬之 さん
1.Smile / Nat King Cole
2.Your Song / Elton John
3.野に咲く花のように / ダ・カーポ
4.traveling / 宇多田ヒカル
5.I Will Be Here For You / Michael.W.Smith
6.Forget-me-not / 尾崎豊
7.島育ち~人の歩く道~ / 山弦
8.Time After Time / Cyndi Lauper
9.言葉にできない / オフコース
10.ヨイトマケの唄 / 美輪明宏
11.ファイト! / 中島みゆき
12.ごはんができたよ / 矢野顕子
13.見上げてごらん夜の星を / 坂本九
次回はアルバム2曲目の 「Your Song」 / Elton John です。