2005年 08月 16日
透きとおっていた ハイ・トーン・ヴォイス ♪
かつて、1995年発売の LOOK の 4作目 「OVER-LOOK」 というアルバムが大好きで、よく聴いていました。
そして、ほとんど全曲が好きになっちゃって、で、さあ~て、彼らの過去と将来のアルバムを・・・、というところで、彼らは解散してしまいました。
でも、1997年発売になった、この彼らの初になるベスト盤は、かなり内容は強力です。
ヴォーカル・鈴木トオルのハイ・トーン・ヴォイスは、あの頃と、変わらず、みごとです。
LOOK は、アイドル・グループ、特定のプロデューサーによる企画バンド等が乱立した時期に、ほとんど、どの楽曲のアレンジをも自分たちで手掛け、ライブバンド顔負けのスケジュールで全国各地を回るなど、短期間ではあったものの、ミュージシャンとしての個々の技量の高さは群を抜いていました。
なお、千沢 仁、 鈴木とーる(鈴木トオル) 、 チープ広石(広石正宏) 、 山本はるきち(山本治彦) のメンバー4人はそれぞれ別のバンドで新宿のライブハウスの常連として出演していました。 その4人が出会ったバンド、それが LOOK でした。
余談ですが、グループ名の由来は 不二家 LOOK チョコレートから。
4種類のフレーバーが特徴だった LOOK チョコレート と、音楽的趣向のそれぞれ異なる4人の個性をオーバーラップさせたものだそうです。
このバンドの特徴をいちばん如実に物語っているエピソードだと思います。
当時、chikazo は、「ワン・ダイムの夢」 が、何度聴いても、さわやかで、よく聴いていましたね。
LOOK ゴールデン POP THE BEST / LOOK
1.シャイニン・オン 君が哀しい (シングル・ヴァージョン)
2.ノック!!
3.パパイヤ娘
4.スマイル・アゲイン
5.ハロー・ハロー
6.少年の瞳
7.ラウンド・アット・ザ・ナイト
8.ソング・フォー・ユー
9.追憶の少年
10.サヨナラ,イエスタデイ
11.ウィングス
12.ラスト・シーンから始めよう
13.リング!リング!リング!
14.ワン・ダイムの夢
15.冬のステーション
16.シャイニン・オン 君が哀しい(アルバム・ヴァージョン)
chikazo の 「青春」 のかなりのシーンで、この曲はオリジナル・アルバムから流れていました・・・。
ここには未収録ですが、「冬のソリティア」 「ブルースカイと黄色いTシャツ」 「パーティ・ライフ」 「オー・キャロライン」 も、今もこころに残っています。