2011年 08月 13日
夏休み・・・能登半島、おいらは宿無し ②
能登千枚田から夕刻、楽しく宿へ。
・・・のハズでありましたが。
なんと・・・!
宿の予約の日が明日になっていたのです。
もしかして・・・おいらは石川県で今宵は 「宿なし」?
まさに、大失態であります。
旅の一日延長を即座に決めて(笑)、「明日また泊まりに来ますわ」 のセリフとともに。
とにかく一路、七尾市内へ向かいました。
2年ほど前オープンされた、七尾駅前のルートイン七尾東さんにて。
急遽、宿を調達できました。
大浴場に・・・朝食無料。
ありがたい・・・ナンマイダ~。
お風呂で落ち着いて、近くの能登牛の焼肉屋さん。
ご飯セット。
新鮮なるイカ、能登牛。
おいしゅうございます。
歩いて・・・宿へ。
(携帯画像が手ぶれ・・・酔っているのかい?)
翌朝、窓から・・・朝日。
バイキングの朝食。
平日とあって、お仕事出張らしき方々に囲まれての朝食・・・静かです。
部屋で身支度。
さあ!能登探索が一日増えたと思って!(←超プラス思考の人の考え)
ランプの宿のある珠洲市三崎町寺家の葭ヶ浦の朝。
展望台から・・・先端へ。
足元が金網で思いっきり・・・怖い!
先(空中)に進むにしたがって、腰は震え、足がすくみます。
この展望台は、まさに日本海を独り占めできる場所。
絵画のような景色。
パク・チャンーカ氏のアート 「FRAME STONE」 です。
このあと能登半島の先端、この奥の禄剛崎灯台(狼煙灯台)に向かいます。
灯台に登る道にある売店の軒下には、ツバメの子ども。
えいこらと登る小路に咲く、木槿 (むくげ)の花。
禄剛崎灯台(狼煙灯台)までやってきました。
う~ん。 爽快。
岬に吹く風。
先ほどの売店で、冷えたサイダー1本を購入。
ほんと、夏のサイダーはおいしい。
能登の塩が・・・すっきりとした甘さを感じさせてくれます。
先端の町、珠洲市をドライブ。
美しい市内、ここが見附海岸です。
砂浜のすぐそこにあるこの島は、長さ約150m、幅約50m、標高約30mの小島で、全体が珠洲市の特産物である七輪の原材料として知られる珪藻土(けいそうど)で出来てます。
歩いて近くまで行けます。
海沿いの 「民宿ふらっと」 さんでランチ。
入ったら・・・パンの香り。
あとで車の中で、タイカレーパンやチーズパンをムシャムシャ。
やさしくて、おいしかった。
パン屋さんの向こうに、カフェがあります。
ドライブの途中、能登の海沿いでゆっくりくつろげる空間です。
ピザにホットサンド、サンドウィッチもおいしそう。
しばし・・・その完成を待ちます。
4種チーズのピザです。
一方こちら、まいたけ&オニオンのピザ。
このアメリカン珈琲(アイス)がおいしかった。
2階は民宿。
オーストラリア人のご主人が能登の食材でイタリアンコースを・・・ステキな宿です。
向かいの駐車場の前は能登の海(内側)。
波はとっても穏やかです。
能登の山側にある二子山牧場。
原料の牛乳は目の前の自家牧場で搾乳されたものを使っていてとっても新鮮です。
安心して食べられるものをと、安定剤・増粘多糖類・香料といった添加物は一切使っていないそうです。
「感動のソフトクリーム」 として有名なのだそうです。
天文学者パーシバル・ローエルが、著書 「NOTO」 の中で、怪鳥ロックの巣のようだと表現した漁業用のやぐらの 「ボラ待ちやぐら」 です。
やぐらの上で終日ボラの群を見張り、網をたぐるという原始的な漁法で、最盛期には、20基を数えましたが、この穴水町でも1996年秋を最後に、この漁法を行う者はいなくなりました。
「能登はやさしさや土までも」 とうたわれいる能登半島。
美しい自然や素朴な人情とともに、古い歴史や伝統の宝庫で旅人を魅了してくれます。
このあとゆっくりと、昨日の夕刻に 「明日また泊まりに来ますわ」 と告げた宿に