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龍神温泉への道 (パート1)

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 秋の大型連休がスタートしました。
 初日の今日の土曜日。

 少し風の吹く、秋晴れの日でありました。



 

 和歌山の龍神温泉に久しぶりに行きたくなって・・・出かけてきました。 

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 道に咲く野の花も・・・撮りたいですし。

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 朝、出かける前の庭でコスモスが咲いていました。^^

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 紀ノ川SAから見えた紀ノ川流域方面です。

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 プランターのお花に朝陽があたって、とってもきれいでした。

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 SAで焼きたてパンを買いましょう。^^

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 徐々に・・・朝の陽がさしてきました。

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 有田川ICから有田川の源流へと、さかのぼって行きます。
 こういった鉄製の橋をたくさん見かけました。

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 ちょっと・・・橋の上を歩いてみました。

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 きれいな水流でした。

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 キャンプしたくなる風景です。

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 名残おしい・・・風景でした。

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 有田川にかかる、中戸橋という橋でした。

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 このあと。

 同じ有田川の作り出す独特の風景 「あらぎ島」 に到着。

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 見えてきました・・・!

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 こちらが、あらぎ島!

 蛇行する有田川に囲まれ、まるで島のように。
 この独特の地形になったのは、だいたい1万年前のことではないかと考えられております。

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 このあらぎ島に見える水田の開墾は、約350年前の江戸時代初期のことでした。

 まず、当時の人が苦労したのが農業用水でした。
 近くにはここよりも高い土地から注ぎ込める川がなかったので、遠くの山々から流れてくる谷川の水を3キロにわたって苦労して溝を作り、ここに運び入れることに成功しました。

 こうしてやっと、あらぎ島の棚田で米が作りはじめられるようになりました。

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 この地区は農地がなく、山間部は耕作面積が非常に狭小、日照時間も少なく、まったく農業の適地とはいえません。

 しかし当時、江戸時代には他に稼ぎの手段がありません。

 当時、周期的に発生する凶作、大飢饉や風水害などでお百姓さんたちは疲弊し、年貢を納めることのできない人が続出していました。
 
 ここ、あらぎ島のような狭隘で不便な場所にまで、この地で生き抜くために水田を開墾したこと。

 生きるために命をかけて取り組んだ当時の人々の切実な願い、ひたむきな情熱を感じずにはいられません。

 ここには、今の時世においてこそ、学ぶことがあると思います。


 現在、あらぎ島全体で収穫できる米は、ざっと24反×8俵で合計192俵。約11トンの米が収穫されています。 

 今日はちょうど刈り取り作業中。
 天日で乾燥させているところでした。 

 きっと、おいしいお米でしょうね。


 
 このあと、高野龍神スカイラインを通り、龍神温泉に向かいます。
 
 護摩壇山(ごまだんざん)は、紀伊山地の和歌山県と奈良県の県境付近(和歌山県田辺市龍神村)にある山。
 
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 標高は1,372mです。
 気温は10℃台後半で、寒かったです。

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 この地まで落ち延びた平維盛が、高野山を経て逃れてきた時に平家の命運を占うため、ここで護摩を焚いたとの言い伝えからこの山の名が付いたそうです。

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 日高川沿いにある、龍神温泉に到着。 

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 今日のお供カメラは、Nikon FM2。^^
 
 この電池なしでも動く信頼性の高いマシン。
 発する独特のガシャガシャという機械音が好きです。

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 日高川沿いのお宿でも日帰りのお湯に浸れますが・・・。

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 外湯はやっぱり、元湯ですね。

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 AM10時でしたがまだ、だれも入ってませんでした。^^

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 ・・・ですので、お風呂の中まで撮影できました。

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 龍神温泉の湯は、肌が数日間すべすべになります。
 この効能はおそるべし!であります。

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 ここ龍神温泉は日高川に沿って旅館が並んでいて、各旅館の露天風呂から渓流を眺める事ができます。
 この元湯の建物も、川のすぐそばに建っています。

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 橋には、いくつかの腰かけられるベンチ。
 湯上りに最高のとてもすずしい風が吹いてきました。

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 このあと、温泉街を撮影散歩しました。
 次回、ご紹介させていただきます。

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 秋の大型連休。

 次に5連休がやってくるのは・・・6年後だそうです。
 せっかくですので、楽しんでおきましょう!
 


 
by chikazo-toto | 2009-09-19 20:00 | おでかけ・和歌山