2008年 10月 07日
秋の当麻寺を歩くコース ③
「師匠と歩いたコース」 のさらにつづき。
奈良県石光寺からすぐ近くの九品寺界隈へと移動。
そこで、真っ赤なお花のじゅうたんに遭遇。
by camera:nikon fm2
九品寺のお隣の空き地では、すっごい数の彼岸花が咲き誇っておりました。
ちょうど、今がピークかな。
大きな木も、たくさんの彼岸花に囲まれています。
グリーンとレッドの色彩が、とても鮮やかでした。
はるか遠くには、大和三山。
次の季節の主人公のススキが、お花に囲まれていました。
少しだけススキの穂がでていました。
かわいい彼岸花のつぼみです。
このあと、九品寺界隈をお散歩。
彼岸花は、水田の畦に多く見られます。
これはネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避けるようにと、人手によって植えられたものだそうです。
つまり、まず、モグラの好物のミミズがヒガンバナを嫌って、この付近の土中に住まないそうです。
このために、彼岸花の近くにはモグラが来ないため、畑や田んぼの植物が守られているそうです。 田んぼの中のミミズも、ちょうど数が保たれているのでしょうか?
とってもきれいな、日本古来の景色でありました。
点々と咲く、赤い彼岸花。
ちなみに彼岸花の花言葉。
「悲しい思い出」 「想うはあなた一人」 「また会う日を楽しみに」 だそうです。
このあと・・・一山超えて大阪府へ。
お昼どきになりました。
食事中に、ちょうどどしゃぶりの雨、雨、雨!
ちょうど雨に遭遇せずに、たのしいお散歩ができてよかったです。
お昼を過ぎて、師匠とはここでお別れ。
「ありがとうございました」
大和三山のはるかにのぞむ、この九品寺の広場に咲く彼岸花。
また、来年も訪れたいものです。
まだまだ下手ですが、もっと上手になって年々、きれいに撮ってゆきたいです。
あちこちで楽しみながら、ゆっくりゆっくり長い時間をかけて進んでゆきたいと思う。
それがこれからの自分の 「長い目標」 です。