'95年1月17日のこと

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 '95年の1月17日火曜日午前5時46分52秒。
 突然、淡路島北部を震源として発生した直下型の巨大地震が、関西近畿圏を襲いました。



 それはまだ、薄暗かった今日のような静かな朝のことでした。
 今までに体感したことのない恐ろしい揺れに、ガバッと飛び起きました。

 ニュースで淡路島が震源と知り、「和歌山は自分のところよりはげしく揺れたのでは?」 と思って心配してくださったつれあいどののおとうさんが、すぐに電話をかけてきてくれました。
 (直後はまだ十分に電話がつながりました。)

 実際、大阪の北部よりもこちらの南部は被害もましで、建物にヒビが入ったりした程度ですみました。

 近くに住んでいる両親のところへ行ってみると、父は起きて無言でじっとNHKニュースを見ていました。 
 一緒に見ていると映し出されてきたのは、朝の光をうける神戸の町なみです。

 阪神高速がずっとずっと横倒しになっています。
 人の姿が全く見せません。
 動くものが全くない、もちろん走る車もありません。
 はじめて目にする不思議な光景でした。

 やがてあちこちから、どんどん火の手が上がり始めます。
 その光景は今も忘れることのできない、静かですがとてもおそろしい光景でした。


 後に発表されたこの地震による人的被害は想像をはるかに超えて甚大なものでした。
 (死者 : 6,436名  行方不明者 : 3名  負傷者 : 43,792名)  

 NHK関係の放送では、それから数日間に渡って被災地域の視聴者に向けた安否確認情報放送が流れていました。
 そこには高校のときの友達のご家族の名前があり、驚き、言葉を失ってしまいました。

 また、大阪の職場の先輩はテレビを見て、いてもたってもいられず、翌日奥さんにおにぎりをリュックにたくさん作ってもらい、水といっしょに持って、神戸の町まで歩いて行ったそうです。

 歩いている途中、その光景を見て、涙がずっととまらなかったと言っておられました。


 大好きなビリー・ジョエルが来日して、大阪城ホールでコンサートを行う予定の日でもありました。
 大学時代の友達と2人で行く予定でした。
 今回のコンサートのように、ずっと前からとても楽しみにしていました。

 その日のコンサートはもちろん、中止。

 でもビリーは、2日後には余震が続く中、反対をおしてコンサートを開き、楽屋に被災された方を招きいれて激励されたそうです。

 chikazoは結局、このコンサートには行くことはできませんでした。


 ビリー・ジョエルのコンサートと、この1月の新年が始まってしばらくした雰囲気から連想する、けっして忘れることのできない出来事。

 それがこの 「阪神淡路大震災」 です。


 なくなられた方々のご冥福を、こころより、お祈りいたします。                   

                    
                                  (合掌)
by chikazo-toto | 2007-01-18 00:35 | つぶやき