2004年 12月 05日
Air Checkって?
懐かしい「エア・チェック」。
レコードがメインだった時代からCDの時代へかわる頃、ちょうど大学時代でした。
過去はレコードでマイケル・ジャクソンやシカゴなんかを高校時代に聞いてました。
レンタルレコード店が泉佐野にでき、レコードをレンタルに行ってカセットに録音して車の中や家で聞いていました。
そのころ父親がパイオニア社のCDプレイヤーなるものを購入。当時20万円くらいしていたと思います。カラヤンやらのクラシックを聞いておられました。
そうするうちにレコード店は、レコードとCDの両方をそろえないといけなくなってました。蛇足ですが、ちょうどビデオレンタル店でベータとVHS方式の両方をそろえていたのと似ています。時期もそのころだったと思います。
ただ、レコードやCDの購入やレンタルを、安いアルバイト費用から家賃とか生活費以外にそうそう捻出できるものではありません。このためFMラジオから録音するという「エア・チェック」という手法にはまりこむ時代がやってきます。
世間では、この「エア・チェック」なるものが、短いですが華やかな全盛期を迎えることとなります。
わたしもご多分に漏れずエア・チェック時代がやってきました。
次はマイケル・ジャクソンの「スリラー」です。というナレーションのときは録音(赤丸のRECボタン)に手をかけておき、イントロ直前にカチッと押します。
このときは緊張しましたね。いまでもこの感覚は残っていますね。
ナレーションがかぶってもダメでしたし、イントロが切れてもダメだったんです。
あのころは、みんな、職人だったんですね。