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コンツェルト!

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 '87年発表。

 今から約20年前になりますが、'86~'87年に行われたビリー・ジョエルの 「ザ・ブリッジ・ツアー」。 その日本公演のあとは、ソ連でファイナル。 
 いよいよレニングラードの地で、そのパワーを爆発させます。



 
 ビートルズの 「バック・イン・ザU.S.S.R.」、ボブ・ディランの 「時代は変わる」 がいいですね。 ビリーの躍動する歌声と、ソ連の若者のパワーを感じる一枚です。

 このアルバム。
 元気が出て大好きなので、'98年リマスター盤を買い直してしまいました。

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 この前のアルバム、つまり '86年のアルバム 「ザ・ブリッジ」 も、当時、よく聴いてました。
 ここで、シンディー・ローパー、スティーブ・ウィンウッドらとの共演を実現させており、聴けば聴くほど味のある、彼にしてはおもしろいアルバムだと思います。

 そして'87年が、このソ連ツアーをライブ・アルバム 「コンツェルト」 の発表の年でした。

 なお、この時の体験から生まれた彼の名曲 「レニングラード」。
 これを収録したアルバム 「ストーム・フロント」 は'89年でした。

 この曲は彼のつくった曲のなかでも、抜群の美しさを有していると思います。
 彼の曲では、1.2を争うほど好きな曲です。

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KOHUEPT (Live in Leningrad) / Billy Joel

 1. Odoya
 2. Prelude/Angry Young Man
 3. Honesty
 4. Goodnight Saigon
 5. Stiletto
 6. Big Man on Mulberry Street
 7. Baby Grand
 8. Innocent Man
 9. Allentown
 10. Matter of Trust
 11. Only the Good Die Young
 12. Sometimes a Fantasy
 13. Uptown Girl
 14. Big Shot
 15. Back in the U.S.S.R.
 16. Times They Are A-Changin'  



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 余談ですが、彼の'90年代を代表するアルバム 「リバー・オブ・ドリームス」。

 この中 「見えない真実」 という歌に見るビリーの苦悩。



   若い頃は、世の中が完璧にクリアに見えた。
   疑いも恐れもなく、真実のみを追求していた。
   近頃じゃあ、自分が何を相手に戦っているのかさえ、確かじゃない。
   僕の信念は揺らいでいくばかり・・・。 
   もう確かなものは何もない・・・。



 そんな、ビリーの復活のライヴ。
 だからこそ今回の復活は、格別にうれしいですね。


 彼の常に変化し続ける姿。 
 ほんとうに人間っぽくて、いつの時代の彼も大好きですね。
by chikazo-toto | 2006-08-17 22:52 | ようがく