2006年 02月 09日
こんな夜は I MISS YOU・・・。
浜省のアルバムの中で、’80年代後半~’90年代に、一番よく聴き、また、一番好きなアルバムが、この 「J.BOY」 です。
当時、2枚組みのアルバムを発売する日本人アーチストはかなり希少だった記憶があります。
浜田省吾さんは、広島県竹原市出身。
’75年のプロ・デビュー当時は、バンドのドラム担当でした。
彼は、デビュー時からサングラスがトレードマーク。
サングラスをかけだした由縁はスティービー・ワンダーに憧れてというのもあるがらしいですが、本人曰く、ドラムは、あまり目立たないから何とかして自分を売り込もうとした苦肉の策であったらしいですね。
そして、翌年、’76年にソロ・デビュー。
当時からメディア露出が極端に少なかったのですが、地道なライブ活動によって確実にファンを獲得してきました。
ライブ活動のみで、これだけのアーチストになったのは、日本では彼のみだと思います。
当初、R&Bからシティーポップを辿り、最終的にロックンロールというスタイルに辿り着きます。
デビュー後、数年間は、事務所からの方針により自らが目指す方向性を屈折させられてきた経緯があるようです。そのために、初期の頃は自分の生き方そのものに対して、懐疑を投げかけた楽曲が、彼のアルバムの中には数多く存在しています。
また、有名なバラード曲の他に、彼の父親の被爆体験から、アメリカ、日本のことや、戦争を歌った楽曲がアルバムの中に数多く存在していることも、彼の歌の大きな特色です。
J.BOY / 浜田省吾
ディスク: 1
1.A NEW STYLE WAR
2.BIG BOY BLUES
3.AMERICA
4.想い出のファイヤー・ストーム
5.悲しみの岸辺
6.勝利への道
7.晩夏の鐘
8.A RICH MAN’S GIRL
9.LONELY-愛という約束事
10.もうひとつの土曜日
ディスク: 2
1.19のままさ
2.遠くへ(1973年・春・20才)
3.路地裏の少年
4.八月の歌
5.こんな夜はI MISS YOU
6.SWEET LITTLE DARLIN’
7.J.BOY
8.滑走路-夕景
学生時代に、このテープ2本を持って、目的地なしに気ままにドライブするのが、好きでした。