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My Neighborhood!

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 最近、ブック・オフで見つけたアルバムです。
 今朝ナイロン袋から取り出して、朝から聴いておりました。

 これは、ロバート・ラムの’93年のソロ・アルバムです。
 題名は 「ライフ・イズ・グッド・イン・マイ・ネイバーフッド」といいます。
 プロデュースはフィル・ラモーンとランディ・グッドラム。
 「Chicago 18」 のアウトテイク 「When Will The World Be Like Lovers」 と 幻のアルバム「Stone Of Sisyphus」 収録の 「All The Years」 もセルフ・カバーしているそうです。

 ロバート・ラム。
 彼はずっとかわらぬ、シカゴのメンバーでもあります。

 シカゴには、初期当時、ベースを担当のピーター・セテラ、そしてブルースな路線を下支えしていたギター担当のテリー・キャスがいました。
 かれらの対照的なヴォーカル。
 これもまた、シカゴの良き顔でした。
 そのシカゴの中にあって、ロバート・ラムは精神的なシカゴのリーダーでした。
 彼のペンによる 「サタデー・イン・ザ・パーク」 を、好きな方は多いのではないでしょうか。
 かく言うchikazoもこの曲から、ロバート・ラムの声は大好きになりました。

 あの、シカゴの音楽に合う、彼の甘い声。
 ピーター・セテラとは違い、イーグルスのような 「アメリカらしさ」 っぽいものも感じます。

 そして、シカゴというバンドはご存知のとおり、その後、変遷の歴史を続けます。
 残念ながら、テリー・キャスが銃暴発事故で亡くなり、’80年代には、ピーター・セテラとプロデューサーのデヴィッド・フォスターとの共同によるバラード路線の推進が始まります。
 そして、セテラの衝撃的な脱退。
 前後しての、ビル・チャンプリン加入での売れ線堅持とジェイソン・シェフの加入によるその路線の加速・・・etc。
 
 その変遷の中にあって、彼のヴォーカルは、ありし日のシカゴをそのまま変わらずに聴くことのできる貴重な存在になっています。また、洗練され続けてきた、その歌う音楽の内容はすばらしいです。

 今まで、ラムのソロ・アルバムの発売を知りませんでした(すみません)。

 今朝、聴いてみると、抜群に良いです。
 2.3度目から、加速度的に心地よく聴けてゆきます。
 あっという間に1日中聴き続けてしまってました。
 このアルバムには、往年のシカゴの妙味がアルバムの随所にあります。
 本家のシカゴよりも、自由に、あの頃のように生音を重視する70年代っぽい作りを、彼は独自に楽しんでおられます。

 chikazoは、シカゴ30を予約して待っているのですが、最近、発売が2/28日、発送は3月中旬に、発売延期になりました。
 「本当に、発売されるのかな?」
 という、ちょっと不安もあるのですが、それまで待っている期間、ロバート・ラムのアルバムは、かなり楽しめるアルバムになりそうで、うれしいです。


Life Is Good in My Neighborhood / Robert Lamm

 1.My Neighborhood (Version A)
 2.When The Rain Becomes
 3.All The Years
 4.Murder On Me
 5.Jesse
 6.Ain't No Ordinary Thing
 7.Tabla
 8.In This Country
 9.When Will The World Be Like Lovers
 10.My Neighborhood (Version B)


 アマゾン川のほとりに行く → 試聴


 内容のよさに、うれしくて、ロバート・ラムのソロ・アルバムを、2枚をアマゾンで・・・。
 また、報告しますね。
by chikazo-toto | 2006-01-30 01:24 | ようがく