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nippon no rock band いよいよ、登場!

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 サザンが活動休止中の1986年に、期間限定1年の約束で活動した KUWATA BAND の唯一のオリジナル・アルバム 「NIPPON NO ROCK BAND」 です。
 ライヴ盤では、別に2枚組の 「ROCK CONCERT」 があります。

 全曲英語詞で、洋楽色とロック色の2色でいっぱいの作品です。
 桑田さんの多彩な才能を感じさせられざるを得ません。
 洋楽専科の方にも 「聴ける」 アルバムでは?と勝手に chikazo は思います。
 SASファンで洋楽ファンにとってはその融合が楽しめます。

 実際、chikazo にとっては 「聴ける」 というよりも、聖書のような存在のアルバムです。
 ビコーズ、「ロック」・「洋楽」・「大好きなSASの桑田さんのヴォーカル」・「元気が出る」・「聴いていた当時の想い出」などの要素がほどよくブレンドされた、オリジナルで非常に楽しめる一枚なのです。
 桑田ファミリーのバックの演奏も洋楽に負けてません。

 chikazo は、86年当時から、どの曲もその場所に存在しないと聴けなくなってしまっている程にテープに録音して聴き込んでしまったので、アルバム全曲がおすすめです。
 ウォーク・マンにカセットがずっと入っていて、授業やアルバイトなどのひとりの移動時によく聴いていました。
 今の若い方に、是非、聴いてほしいなあ、と chikazo がひとりで考えてしまっている一枚です。

 あと、このジャケット・デザインと KUWATA BAND 文字も気に入ってます。



NIPPON NO ROCK BAND / KUWATA BAND

1.SHE’LL BE TELL IN’ (真夜中へデビューしろ!!)
2.ALL DAY LONG (今さら戻ってくるなんて)
3.ZODIAK (不思議な十二宮)
4.BELIEVE IN ROCK’N ROLL (夢見るロック・スター)
5.PARAVOID (彼女はパラボイド)
6.YOU NEVER KNOW (恋することのもどかしさ)
7.RED LIGHT GIRL (街の女に恋してた)
8.GO GO GO (愚かなあいつ)
9.“BOYS”IN THE CITY (ボーイズ・イン・ザ・シティ)
10.DEVIL WOMAN (デビル・ウーマン)
11.FEEDBACK (理由なき青春)
12.I’M A MAN (アイム・ア・マン・フロム・ザ・プラネット・アース)



<蛇足>
 この中の 11.FEEDBACK で少年のようなヴォーカルで、そのギターの腕前も聴いていて楽しくさせられた、このバンドへの参加ベテラン・ギタリストの河内淳一(淳貴)さんのウエスコトースト系のロックもさわやかです。
 これらを聴くと、あの頃の夏が、とてもなつかしく、そして、せつなくも思えます。
by chikazo-toto | 2005-07-30 21:26 | ようがく