たび 四国③ (松山市道後~徳島港 編)






さて、伊予伊予、chikazoの四国一周旅行も最終日となりました。

これは、松山市の道後温泉の旅館からみた夕日です。
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見にくいかもしれませんが、中央の山の上にチョコンと大きな仏像が見えました。
何だろうといっていると、ひとりが 「そりゃあ~、弘法大師やろ!」・・・と軽く言い放ちました。
内心・・・、「あんた、それ、ほんまか?」。。。
でも、東予の道の長旅で疲れていたせいか、だれもつっこみませんでしたとさ。



旅館の売店で売っていた旬の美生柑(みしょうかん)です。
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 美生柑とは、大正時代の初めに熊本県河内吉野村で発見された文旦の血を引く偶発実生です。とっても風味が良く、さっぱりとした食味で、「苦味のない和のグレープフルーツ」、果汁たっぷり“ジューシーフルーツ”と呼ばれるといわれる所以です。
 ちなみに、晩柑とは、「遅い時期に採れる柑橘」のことをいいますが、この一種の河内晩柑は冬を乗り越え、新緑の季節を過ぎるまで(3~7月)木に実らせたまま収穫できる珍しい柑橘です。時期が遅くなるにつれて適度に水分が抜け、さっぱりした食感になります。甘すぎずベタベタしないので、後味もさわやかです。
 道の駅でchikazoが食べた、これをつかったシャーベットもとってもおいしかったです。



その後は、松山市のど真ん中にある、 「子規堂」 へ観光に向かいました。
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正岡子規の勉強した部屋だそうです。
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本名 正岡常規(まさおか・つねのり)
慶応3年(1867)9月17日(旧暦)、 伊予国温泉郡藤原新町(現松山市花園町)に生まれる。
明治35年(1902)、9月19日逝去、34歳。



おなじみの写真です。
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この建物ですごした、晩年の正岡子規です。
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この絵には、なぜか、ひきつけられました。
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彼の友、夏目金之助(漱石)の 「坊ちゃん」 の原稿がありました。
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  行く我に とどまる汝(なれ)に 秋二つ


明治28年の作で、前書に「漱石に別る」とあります。
漱石が赴任した愛媛県尋常中学校(松山中学校)、現在の松山東高等学校に小ぶりの句碑があります。
この年従軍して大陸へ行き、帰途船中で喀血した子規は、須磨で3ヶ月ほど療養したあと、八月に松山に帰り、四月に松山に赴任してきていた漱石の下宿にころがり込みました。
子規はこのときに、松山の俳句仲間を集めて句を作り、漱石も加わることとなりました。
五十日ほど松山で過ごした子規は、10月19日に上京するが、そのときに、漱石にこの句を与えたのです。行く我は子規自身。とどまる汝は漱石のことです。子規はふるさとを離れ、漱石は子規のふるさとに留まるが、ともに二人二様のそれぞれ秋を過ごすことになるだろうというお互いの身を思う友情の句であります。    


これは、chikazoが正岡子規の句の中で、いちばん好きなものです。
この句から、漱石との松山での50日間がどのように楽しい日々であったかを、充分にうかがい知ることができます。



子規堂の前にあった、子規や漱石が乗った当時の汽車。
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その内部です。「坊ちゃん」でも書かれていますが、ほんとマッチ箱のようです。
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お寺の中にある、子規堂の全景です。
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子規堂の周りは全てビルで、駐車場前には高島屋が迫っているようです。
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いつもでも、子規の句のように、子規堂も残って欲しいものです。



この後で立ち寄ったオシャレな松山市内の珈琲屋さんです。
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いよいよ道後温泉本館へと向かいます♪
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道後温泉本館は、神の湯と霊の湯という二つの浴室と、それぞれの休憩室など、4つの入浴コースと皇族専用の又新殿からできています。
神の湯本館棟の歴史がいちばん古く、完成したのは明治27年。又新殿は明治32年にお目見えしました。
明治時代の温泉施設が、こんなにきれいに残っているのは日本でここだけ。
平成6年12月には、近代和風建築としてのすばらしさと保存状態のよさから、国の重要文化財に指定されています。


月曜の朝から昼風呂じゃ♪chikazo達はお菓子、お茶、ゆかた、二階休憩つきのコース!(600円程度。)
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売店です。もちろん、コーヒー牛乳とフルーツ牛乳アリ。
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月曜朝からですので、だれもいてまへんな~。貸切じゃ!
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帰りに、駐車場から撮った、本館全景です。明治・大正時代の建物です。
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徳島市内の名店、たかしま珈琲です。
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レスラーのようなおじさん一家が、何十種類というホットサンドを作っておられます。
あまりのおいしさに、一気にペロリと食したために、全員、すっかり写真を忘れてました!ごめんなさい。
次回、撮ります!ハイ。



とうとう、やってきました。終焉の時が・・・。
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まるで、引き上げ船じゃ。ああ、入ってゆく・・・。



出航後、約1時間を過ぎて、淡路島が見えてきました。
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紀淡海峡からみた夕日です。
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ひ~と~り~、夕日~に~、浮か~べるなみ~だ~♪(堀内孝雄「青春の影」より)



こんな私の旅行紀行にお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。(礼!)
by chikazo-toto | 2005-06-17 22:44 | おでかけ・四国