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可憐なる シチダンカ

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 いま、紫陽花の花の咲くころ。




 
 お天気が曇りがちだった、昨日の土曜日と今日の日曜日。

 学生時代お出かけのときに聴いたなつかしいアルバムを手にして。
 雨に咲く紫陽花の花を愛でること、叶いました。
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 土曜日のお昼は、神戸の新長田駅近くで腹ごしらえであります。
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 こちらは洋食屋さんであります。
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 ビフカツを注文して、しばし待っておりますと・・・。
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 ほかほかのごはんとダシの効いたお味噌汁。
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 ビフカツ!
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 こりゃあ、壮観ですね。
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 赤身で・・・やわらかーいお肉です。
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 午後からは、六甲山の神戸森林植物園へ。
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 小雨は降ったり・・・止んだりでした。
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 ちょうど紫陽花の花は、咲き始めの頃でした。
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 雨の中にもかかわらず。
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 曇り空の下。
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 健気に咲いていました。
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 最初は・・・淡く。
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 徐々に・・・徐々に・・・自分の持つ鮮やかな色彩へと。
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 少しずつ進化し、自分の色を表現しながら、みごと一直線に目標に進んでゆきます。
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 毎年、少しずつではありますが。
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 その意味の持つ重さ、すばらしさ。
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 勝手なる自分流の解釈ではありますが・・・毎年、毎年、感銘を受けます。
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 毎年、逢いに行きたくなる花のひとつです。
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 このあと・・・更に、雨の降る山中へ。
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 ふと・・・足元に。
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 くぼ地のような場所に、あちこちに咲く小さな花。
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 華やかさはありませんが、可憐さがあります。
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 その花の名は・・・。
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 ヤマアジサイの仲間、シチダンカ(七段花) です。
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 幻のアジサイと言われるこの花は、花弁状の「がく」が八重状につき、淡い青色の花を咲かせてくれます。
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 日本らしい素朴な茶花の雰囲気があり、江戸時代には既に栽培されていたそうです。
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 この花は、シーボルトがヨーロッパへ紹介しましたが、見た人がいなくて、永らくのあいだ絶滅と思われていましたが、戦後こちらの六甲山で発見されます。
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 まさに幻の花の復活ですね。
 永い時間、誰の目にもふれることなくとも、ひっそりと雨中の山中で咲き続けたその健気さに感動しました。
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 さて翌日、日曜日。
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 昨年も訪れた、京都の岩船寺。
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 関西花の寺。 
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 ここはあじさい寺です。 
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 静寂なる境内。
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 フィルムカメラを手に、ぐるっと一周。
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 紫陽花の葉っぱの隅っこ。
 ちいさな、ちいさな、かたつむり君。
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 周囲は全て木に囲まれた、ここは別世界。
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 すばらしい場所です。
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 この頃、ぱらぱらと小雨が降り始めました。
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 すこし本堂で、休憩。
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 おばさんが休んでおられます。^^
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 雨音を効きながら、ずっと、眺めていたい風景です。
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 ここにも、かたつむりです。
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 雨に濡れると、紫陽花の花の色が生き生きと輝きますね。
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 では、参りましょう。
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 お昼はJR加茂駅の近くにある、蕎麦屋さんへ。
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 岩船寺とこのお店の取り合わせは、名コンビ。
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 一路、奈良街道を京都方面へ。

 紫陽花の穴場、一言寺です。
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 ガラーン。^^ 
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 ここは駐車場、入場も無料で、だれもいらっしゃいません・・・ラッキー!
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 すももの木のお出迎えを受けます。
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 この頃、少し陽射しが・・・。
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 ここは、まさに身頃。
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 人がいないので、じっくりクラカメで撮影できました。
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 雨の滴に濡れる紫陽花。
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 とってもきれいでした。
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 ブルーがきれい。
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 静かなる境内。
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 ここの場所はずっと、これからもこのままなんでしょうね。
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 境内の横に可憐な紫陽花を発見しました。
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 雨だったけど、紫陽花三昧な休日でありました。
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 紫陽花のフィルム現像・・・うまく写ってて欲しいなあ。
by chikazo-toto | 2011-06-19 21:16 | おでかけ・京都